家庭血圧の正しい計り方

現在、日本では40~74歳までの人のうち、男性の約6割、女性の約4割の人が高血圧と言われています。
その人数は、3,000万人以上にものぼり、代表的な生活習慣病のひとつに数えられています。
日本人の高血圧は、原因を特定できないものが大部分で、特有の症状もほとんどありません。
しかし、高血圧のまま放っておくと、やがて動脈硬化を起こし、心臓病や脳卒中などの命に関わる病気を引き起こします。
その為、普段から食生活を気をつけるとともに、自分の血圧を把握しておくことが大切になってきます。
最近では、家庭用の血圧計も手頃な価格で販売されています。
家庭での測定は、病院に比べリラックスした状態で計ることが出来、より正確な数値が測定できると注目されています。
家庭血圧の正しい計り方は、まず椅子に座り、血圧計の圧迫帯を上腕にややきつめに巻きます。
指先や手首で計るタイプの血圧計もありますが、あまり正確ではありません。
そして、上腕をテーブルなどに乗せ、心臓と同じ高さで測定します。
血圧は、1日の中でも変動するものです。
その為、朝目覚めてから1時間以内の食前に測定することが望ましいとされています。
スポーツ(運動)や喫煙後に計る場合は、30分以上時間を空けてから測定します。
そして、なるべく2回測定し、その数値を記録しておきます。
普段からこまめに測定することで、血圧の変化にも気づきやすく、数値が高くなってくれば早めに病院で治療を受けることが出来ます。
高血圧は、主に血管そのものを拡げることで、血管にかかる圧力を減らしていく治療が行われます。
このような作用をする薬には、カルシウム拮抗薬と呼ばれる医薬品があります。
中でも、ノルバスクと呼ばれる薬が多く使われています。
ノルバスクは、副作用が少なく、効果の持続時間が長いことが特徴です。
高血圧は生活習慣病なので、これらの薬を服用しながら、日頃の生活を見直すことが大切です。